アンデルセン童話「マッチ売りの少女(The Little Match Girl)」の英語動画


 「みにくいアヒルの子」「裸の王様」等を書いたデンマーク出身の童話作家アンデルセンの代表作「マッチ売りの少女(The Little Match Girl)」を英語の動画で見てましょう。


マッチ売りの少女(The Little Match Girl)-YouTube英語アニメ動画

 ナレーターの英語は聴き取りやすいと思います。
 誰もが知ってるストーリーなので必要ないとは思うけど、一応マッチ売りの少女(The Little Match Girl)のあらすじ。

 雪が降る寒い大晦日の夜(動画だとクリスマスイブ)、街は幸せで包まれている時、マッチを売り切らなくては父親に家に入れてもらえないか弱い少女が、一生懸命道行く人にマッチを売ろうとするが、誰にも相手にされずに苦しんでいた。
 父親からも街の人々からも見捨てられたマッチ売りの少女は、1本ずつマッチを擦りかじかんだ手を温めようとした。すると様々な温かい光景が目に浮かび次々にマッチを擦っていった。
 その時流れ星が流れた。彼女に唯一優しくしてくれた亡き祖母は生前、「星が流れると、誰かの魂が神様の所に行くのよ」と言っていた。
 次のマッチをこすると、そこにはおばあちゃんが映った。「おばあちゃん、お願い私を連れてって!」
残りのマッチを全て擦ると、再びおばあちゃんが現れ少女を抱いて天国に昇って行った。
 翌朝、町の人々が少女の亡き骸を見つけ哀れんだが、少女が幸せな光景をたくさん見て、大好きなおばあちゃんのいる所へと行ったことは誰も知らない。

 動画を見てマッチ売りの少女って本当にいい物語だなぁと改めて思いました。
誰も少女を救ってくれない理不尽な現実世界を去り、少女はおばあちゃんに抱かれ幸せに天国に昇って行った。これ以上感動的な童話はないっすよ!
 アンデルセンは、経済的に全く恵まれない少女時代を送った母親をモデルにして、この作品を作ったそうです。アンデルセン自身も孤独な生涯を送ってたことが童話に反映されているのかもしれません。
マッチ売りの少女(The Little Match Girl)の英文はこちら
マッチ売りの少女(The Little Match Girl)の日本語版はこちら