「地球温暖化詐欺」プロパガンダとしての環境問題を批判


 イギリスの公共放送、チャンネル4で放送されたドキュメンタリー番組『The Global Warming Swindle(地球温暖化詐欺)』のフル動画です。英語音声ですが日本語字幕付きです。タイトルの通り地球温暖化を様々な視点から批判しており、環境問題に関心がある人にはかなり面白い動画だと思います。


 約1時間にも及ぶ長い動画なので時間があるときに是非見てみてください。
現在の世界的な環境対策にブラックな面が多数あるのは確かでしょうが、決してこの動画の主張全てを鵜呑みにしないように批判的に見ることをお勧めします。
YouTube『The Global Warming Swindle(地球温暖化詐欺)』 – 全8動画

 『The Global Warming Swindle(地球温暖化詐欺)』の主張を動画の流れに沿ってまとめると。

  • 地球の気温は歴史的に見て数十年~数百年といった割と短いスパンで常に変動しており、近年の地球温暖化は必ずしも人為的とは言えないし、ましてやCO2などの温室効果ガスが温暖化の原因とは言えない。
  • アル・ゴアが映画『不都合な真実』で、二酸化炭素濃度と気温の変化の相関を説明するために使った氷床コア理論は、実は温暖化すると二酸化炭素が増えると言うことを示しており、つまり、二酸化炭素が温暖化の原因でない。
  • 地球の気温の大半は莫大なパワーを持った太陽と宇宙線に左右されている。
  • 30年ほど前までは事実地球は寒冷化しており、その時にある科学者が唱えた「地球を暖めるためには二酸化炭素を放出すればよい」という根拠不足の仮説が二酸化炭素原因説の元となった。
  • 左翼的な反開発・半資本主義のイギリス・サッチャー政権の時に環境問題が政治の舞台に取り上げるられるようになり、研究費が欲しい研究者や、センセーショナルな話題が好きなマスコミが、環境問題に群がるようになった。
  • 北極の氷が崩壊している映像は地球温暖化の象徴になったが、元々毎年繰り返される物であり、懸念する程のものではない。
  • 熱帯に住むマラリアが北上すると言われているが、過去にソビエトで大発生したように、マラリアは寒冷地でも繁殖する。
  • 環境問題を非難すると、利権に群がる環境活動家やIPCC、環境問題というイデオロギーを鵜呑みにした民衆達から徹底的に叩かれるため、科学者もイデオロギーに従う他ない。
  • 発展途上国は、石炭や石油といった安くて強力なエネルギーを使うことを抑制され、風力や太陽エネルギーによる発電をすすめられているが、それでは工業化はおろか、日常生活のためのためのエネルギーをまかなうことすら不可能で、途上国の発展を環境問題という名目で身勝手に食い止めているようにしか思えない。

 この番組は数値的・理論的な根拠を使って説明しているので、私なんかは目からうろこの気持ちで「なるほど、地球温暖化なんてでたらめだらけじゃないか!!」と思っちゃったりするのですが、これこそプロパガンダに翻弄されちゃってるってことなんでしょうね。
 この番組には賛否両論の意見が多数寄せられたようで、データの改ざんや古い理論を使ってるなどの批判は多いようで、番組が言ってることを決して鵜呑みにしてはいけません。とは言え、根拠が曖昧な環境問題への大規模すぎる取り組みに警鐘を鳴らしている動画として、こういうのも必要ですね。
 国の政策や企業のあり方にも大きく関わってくる問題なので、一般人の私たちにも様々な情報に惑わされず、自分達なりに判断できる目を養うことが必要だと思います。