世界中に多くのユーザーがいるオンラインゲーム「World of Warcraft」に熱中するあまり、1日16時間もWorld of Warcraftをしてしまう程のネットゲーム中毒になってしまった16歳の少年を取り上げた動画と、RMT(リアルマネートレード)・チートを特集したBBCニュースの動画を紹介します。
World of Warcraft(略してWoW)とは、オンラインゲームの先駆けとなったディアブロを開発したアメリカのBlizzard Entertainment社が開発・運営しているMMORPG(多人数同時参加型オンラインRPG)で、壮大な世界観やゲームシステムなどから、世界中に数百万人のユーザーを抱えている。
World of Warcraftの面白さや終わりのないゲーム性などのため、ドラッグやアルコールに比類するほどの中毒性があると主張する専門家もいて、事実WoW中毒とも呼べるような熱狂的なユーザー多数。今回はそんなWoW中毒に陥ってしまった1人の少年を特集した動画を紹介します。世界中のプレイヤーと協力して戦えるのは面白そうですが・・・。
○YouTube動画(英語音声) – World of Warcraft Addict
1日になんと16時間もWorld of Warcraftをプレイしてしまう程のネトゲ廃人になってしまった少年。ゲームをしながら暴力的な言葉を発したり、物を投げたり、彼のお母さんはゲームが息子の人格までも曲げてしまった事を嘆いています。
自分がオンラインゲーム中毒に陥っている事を自覚していながら、やめようと思ってもやめる事の出来ない程の中毒性をWoWは持っています。もはや病気ですね。日本だけでなく海外にもネトゲ中毒者は多いようで、YouTubeにも「World of Warcraft addiction」関連の動画はかなりたくさんありました。
続いては、WoWに蔓延しているRMT(ゲーム内通貨・アイテム・キャラクターを現実通貨で売買すること)を取り上げているBBCニュースです。
○YouTube動画(英語音声) – BBC: WOW – Buying Gold
World of Warcraft等のオンラインゲームでは、仮想通貨であるゲーム内のゴールドを集めるには時間がかかるため、時間を節約したい人が現実世界のお金を使って仮想通貨を購入するRMTが活発であり、中国では現実通貨を得る事を目的に、ゲーマーを雇いフルタイムで働かせているケースまで存在する。
こうやって仮想通貨であるゲーム内ゴールドが現実通貨のような価値を持つようになると、不正な取引をするようになるもの、チート(バグ等を利用した不正行為)を行うようになるものが増えるばかりか、ゲーム中毒の少年と同じく、現実とゲームの区別まで曖昧になってしまう人も多そうです。
私自信オンラインゲームの面白さは知っているので、自制心がしっかりしてなくては誰でもネトゲ中毒・廃人になる可能性はあると思います。ゲームの負の面とどうやって付き合っていくかは難しそうです。