100万ドルがかかったアメリカ版クイズ$ミリオネアの最終問題で・・・


 日本でも人気番組だった『クイズ$ミリオネア』の原型はイギリスで始まった『フー・ウォンツ・トゥ・ビー・ア・ミリオネア』 (Who Wants to Be a Millionaire?)で、ほぼ同システムの番組は世界中で制作・放送されています。その中でも最高賞金額が桁違いのアメリカ版ミリオネアで、知的な男性が100万ドル(約1億円)がかかった最終問題に挑んでます。そして驚きの結末・・・。


○【YouTube動画】100万ドルがかかったアメリカ版クイズ$ミリオネアの最終問題で・・・

 音質が悪いので多少英語が聞き取りにくいのですが日本語字幕が付いてるので凄さは伝わるはず。
 ジョン・カーペンターさん(もちろん映画監督のジョン・カーペンターとは別人)はラトガース大学経済学部を卒業し、IRS(日本で言う国税庁)の職員として働いているエリートなため、フー・ウォンツ・トゥ・ビー・ア・ミリオネアに登場した際は観客にブーイングで迎えられたそうです。そんな彼は、日本版クイズ$ミリオネア同様3つあるライフラインを一つも使わずに14問を連続正解し、最終問題に臨みました。
 問題の選択肢が読まれると笑みが隠せないジョンさん。ジョークまで飛び出す余裕っぷり。テレフォンのこういう使い方もあるんですね・・・。実質ライフラインを全て残した上での全問正解。この偉業の達成に観客も大喝采を浴びせます。かっこよすぎる。
 ジョンさんは家の増築と奥さんとの休日のために100万ドルを使いたいそうです。
 フー・ウォンツ・トゥ・ビー・ア・ミリオネアの全問正解はジョンさんが世界初で、彼はその後クイズチャンピオンとしていくつかのクイズ番組にも出たそうです。また、日本版と同じくアメリカ版も現在はレギュラー放送が終了してるとか。
 ちなみに2009年春公開予定のイギリス映画『スラムドッグ$ミリオネア』は、インド版のミリオネアに出演し次々と正解したが不正の疑いをかけられ警察に連行された貧しい少年が主人公になってる映画だそうです。