20世紀のアメリカ『第二次大戦中の世界』無料英語動画


 ディスカバリーチャンネルの歴史ドキュメンタリー番組の英語動画です。アメリカのテレビ番組なのでアメリカの視点から、第二次世界大戦中のアメリカ国内、対日本戦、ヨーロッパにおける対ドイツ戦、戦後のアメリカ、日本、ドイツや世界の流れを、概観しています。

 動画の冒頭にクイズが出され、最後にTrue or Falseで答える簡単な質問が10問出されるので答えてみてください。英語のリスニング力・理解力を確かめるのにはもってこいのおすすめ動画です。ナレーターの英語はとても聴き取りやすかったです。私は第二次大戦中のアメリカ大統領フランクリン=ルーズベルトの英語は聞き取りにくかったけど、トルーマンの英語はとても聞き取りやすかったですね。

 元々ヨーロッパ大陸の戦争だった第二次世界大戦が地球規模での戦争になったきっかけとなる、1941年12月8日の真珠湾攻撃(Attack on Pearl Harbor)は有名ですが、これに関して「Remember Pearl Harbor」や「December 8th」がアメリカ国民の愛国心を駆り立てるためのスローガンとして頻繁に使われたこと。当時からアメリカは絶対的な悪を作るのが得意だったんですね。
 そのため、戦時中黒人(American-African)や女性も軍事産業に積極的に参加し、アメリカが統一されていった一方で、アメリカ市民であるはずの日系人(Nikkei)に対する差別が激化し、多くの日系人が終戦まで収容施設にいれられたこと、日系人の中には志願してアメリカ軍に加わったものが多数いたことなどが、日本の高校の世界史では余り触れられていなかったことなので、面白いなぁと思いました。